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ご担当者のお悩みと解決策社内相談窓口の認知度が低いせいか、相談がなかなか入らない
社内相談窓口の認知度が低いせいか、相談がなかなか入らない
社内の相談窓口に相談しにくい理由は「ハードルの高さ」
被害者が相談窓口を利用しない主な理由は、「どうせ会社に相談しても解決しないのではないか」「自分にも責任があるなどと責められるのではないか」「自分が異動させられたりしないか」「勝手に調査を進めてしまうのではないか」等の不安や疑問が主な原因です。これらの「不安のハードル」は窓口担当者が考える以上に高いものです。
また、社内の相談窓口に入る相談は「これはもういよいよ我慢できない」という段階で寄せられることも多く、その前段階では「果たしてこのレベルで相談してよいものか・・・」と迷った結果、相談せずに放置してしまうこともあります。
潜在的相談者は不安でいっぱいです。
それゆえ、社内への相談が相談者の不利益にならないことを繰り返し告知してください。
社内の相談窓口を告知する場合には、ささいな相談でも構わないこと、相談のあった内容について勝手に調査をしたりしないこと、相談したことによって査定などに不利益にならないこと、法律により秘密を厳守することなどを、繰り返し社内イントラネットや広報誌を通じて告知する必要があります。また、ある企業ではポスター掲示をきっかけに相談窓口が活性化した例もあります。
- 社外相談窓口の特徴
- ・企業担当部署とのスムーズな連携
- ・専門相談員が従業員の悩みを整理し、問題の深刻化を予防
社外相談窓口の設置により、スムーズな対応が可能になります。
社外相談窓口を設置する方法も有効です。社内のパワーバランスから切り離された状況で、専門のカウンセラーがじっくりと相談を受け付けます。ハラスメントかどうか微妙なケースであっても相談しやすく、また社内の窓口担当者が多忙な状況で相談を受ける場合の負荷を軽減することが可能です。
- 社外相談窓口の3つの基本ライン
- ・職場のハラスメントほっとライン
- ・職場のヘルプライン
- ・職場のほっとテレホン
- 職場の人間関係、パワハラ・セクハラ(マタハラ・LGBT 含む)、コンプライアンス、生き方・働き方、メンタルヘルス
相談対応の体制確立が大事です。
相談した案件を会社側がどのように対応するかによって、相談者や従業員の会社に対する信頼度は変動します。受け付けた相談は通常、即対応が望まれます。そのためには、あらかじめ、相談対応の際の流れ、体制・ルールを確立しておくことが重要です。
社外相談窓口をご契約・ご利用いただいているお客様からの声
<ご契約企業様の声>
- 外部窓口設置当初から、スムーズな連携により、社内対応が迅速にでき助かります。(金融・CSR部門担当)
- 窓口開設以降も必要に応じて適切なアドバイスがもらえるため、助かっています。(商社・人事担当)
- 定期的に利用傾向のレポートもいただけるので、職場の課題把握ができ、対策が立てやすいです。 (メーカー・人材開発担当)
- 従業員が安心して窓口利用できるように、外部窓口開設時より、利用案内のポスターを提供してもらっています。(リテール・人事担当)
- 外部窓口を設置したことでのワンクッションが、安心につながっています。 (建設・コンプライアンス担当)
- 月に一度送られてくる、職場に起こりがちな人間関係の問題や、ハラスメント、メンタルヘルスなどに関するコラムが、担当者として非常に勉強になっている。その他「ハラスメント対策情報館」も、助かっている。(IT・総務担当)
<ご利用者様の声>
- 電話をするまでは不安でしたが、じっくり話を聴いてもらえたので安心して話すことが出来ました。また利用したいと思います。(50代女性・事務)
- 自分の中に将来への漠然とした不安や焦りがあったが、カウンセラーと話していく中で問題が整理でき、課題が見えてきた気がする。(30代男性・営業部門)
- 仕事でミスが続いて上司からの叱責を受け自信を喪失していましたが、ミスを防ぐためにはどうしたら良いかをカウンセラーと一緒に考え、少しやる気が出てきました。明日からまた頑張れそうです。(20代男性・製造業ライン部門)
- 職場になじめず会社を辞めようか悩んでいましたが、カウンセラーに話を聴いてもらっているうちに自分でも気づいていなかった気持ちに気づくことができ、もう少しやってみようという気持ちになりました。(20代女性・営業部門)
- ハラスメントと言われることが怖くて部下をうまく指導できずに困っていました。カウンセラーとコミュニケーションの方法を見直したことで指導方法に少し自信が持てました。是非実践してみたいと思います。(40代男性・管理部門)
- 社内に相談しづらかったので外部窓口を利用しました。相談するうちに会社へ報告する気持ちが固まり、窓口を通して社内担当者に繋いで頂きました。自分では話しにくいことを、客観的に、整理して会社に報告してくれるので、気持ちがとても楽になりました。もっと早く相談すれば良かったです。(30代女性・顧客サービス部門)
【解決策案】
備えあれば憂いなし。いつでも相談を受け付けられる体制は整えておきましょう。
相談窓口を設置し、相談対応の体制を整えておくことで、いつ相談が入ってもいいようにしておきたいものです。たとえ相談が入らなくても、企業にとってはリスク低減につながります。
継続的な相談受け付け体制の整備と相談員のスキルアップ、相談窓口の周知活動を続けましょう。
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ハラスメント防止について経営層に関わってもらうためにはどうしたらよいか
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